Z-1システム
Z-1システムの特 徴
- 「脱フロン」に炭化水素との組み合わせZ-1冷却
地球の温暖化、オゾン層の破壊など地球規模での環境問題がクローズアップされています。
フロンの規制は国際的取り決めである協定書により、フロン生産量等の段階的削減が進められています。
環境的に安全な冷媒の未来を担うのは、炭化水素、アンモニア、空気などの自然物質だという主張は多くの人によって広がっています。
日本に於いても将来的に自然物質の冷媒方式を導入せざるをえません。
その際ブライン液は二次冷媒として有効である。Z‐1システムは炭化水素一次冷媒の組み合わせに最適であって真に時代を先取りしたものであり、来るべき次世代にマッチしたシステムといえます。 - 炭化水素冷媒冷凍機の使用についての特色
エリアを区分して炭化水素物質であるプロパン(R‐1270)一次冷媒とエチレングリコールZ-1二次冷媒との組み合わせができます。
- プロパン(R‐1270)の長所
・食料品市場のための環境にやさしい冷却技術の採用ができる。
・冷媒R‐22半密閉コンプレッサー非鉄金属熱交換器に使用できる。
・冷凍冷却の温度帯でもオイル戻りが良好である。
・冷媒循環量が少なくて熱交換時の熱伝導率が良い。
・アンモニアの設備に比べて設備投資のコストがかからない。
- 電気料金の大幅な節約を達成!
夜間運転時間の活用により、基本料金、重量料金ともに大幅な割安料金となり、経済的です。 - 脅威の一定した庫内温度!
従来方式とは異なり、庫内、ショーケース内は驚くほど一定した冷却温度を保ち続けます。 - さらに庫内湿度も驚異の安定!
また、湿度も従来方式では考えられない安定性を実現し、食品の鮮度保全に貢献します。 - 既存ショーケース流用で実現可!
既存のケース、冷却器、ファンを流用することも可能で、先行投資に無駄が生じません。 - 途中で自然冷媒への転換も可!
一次側と二次側冷媒を区分することが出来るので、環境問題に対応した冷媒の採用も可能。
Z-1冷却システムの用途
用途と温度
青果オープンショーケース | (使用温度帯  5℃~8℃) |
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日配ドリンクオープンケース | (使用温度帯  3℃~5℃) |
惣菜加工品オープンケース | (使用温度帯  3℃~5℃) |
精肉鮮魚氷温オープンケース | (使用温度帯  -3℃~0℃) |
青果蘇生庫 | (使用温度帯  5℃~8℃) |
日配冷蔵庫 | (使用温度帯  3℃~5℃) |
精肉鮮魚冷蔵庫 | (使用温度帯  -5℃~0℃) |
デフロスト
青果、日配、ドリンク、惣菜加工ケース | 1日1回45分 |
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青果蘇生庫、日配冷蔵庫 | 夜間オフサイクル |
精肉、鮮魚ケース | 1日2回45分 |
精肉鮮魚冷蔵庫 | 朝夜間オフサイクル |