太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）

太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）とは

太陽熱により水を温める機器です。受光した太陽熱エネルギーの50%以上を熱として利用することが可能な、太陽エネルギー 利用技術です。太陽光発電に比べエネルギー変換効率が高いため有効に太陽エネルギーを活用できます。

アトムソーラーハイブリッドシステムはこんなにスゴイ！

従来の落水式方式は、屋根に貯水タンクを設置し水道水を落水しながら直接加熱する方式です。機械構成もシンプルで安価なことがメリットですが凍結やタンク一体型のため重く屋根への加重の配慮などが必要です。
太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）は強制循環式で、集熱パネルだけを屋根に設置するため、軽量で屋根を傷つける心配が少なくなります。不凍液を循環させるために寒冷地でも使用できます。また、ボイラーで温度を上げ、暖房エネルギーとして温水を使うことも可能で、業務用に最適です。

アトム太陽熱集熱器の集熱効率は92%。

平板型集熱器は内部に金属板を配置し表面を強化ガラスでカバーした構成です。集熱板のの放熱を防ぐためグラスウールで断熱していますが、寒冷地では温度が上がらず冬期間は、使用停止となることも多いようです、曇天の日も効率が悪くなります。
太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）は集熱部分が管状になり、硬質ガラスの中に熱交換部分が配置されます。集熱管の外側が真空になっているので断熱効果に優れ、平板型よりも効率的に集熱できます。外気の影響も受けにくく、曇天や冬の期間でも十分使用可能なシステムです。

メンテナンスも容易なアトムソーラーハイブリッドシステム

太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）の集熱ユニットの特長は、集熱管の一本一本が独立していて運転を止めることなく交換などのメンテナンスが出来ます。真空ガラス管もホウケイ酸ガラスで耐熱・硬質ガラス仕様で強度もあります。最も大きな特長は集熱した熱を効率よく熱伝導部に蓄え、真空の集熱パイプ外皮が熱を逃さない構造になっているので、熱吸収面の吸収効率92%*、放熱効率8%*と高高率な集熱効率を達成しています。（*効率は日射条件によります）。

太陽熱集熱器（アトムソーラーハイブリッドシステム）シリーズ

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太陽熱利用　補助金制度　22年度募集要項

一般社団法人

新エネルギー導入促進協議会（経済産業省）

新エネルギー等事業者支援対策事業

補助対象経費
・設計費　・設備費　・工事費　・諸経費

補助率
補助対象経費の1/3 10億以内　4年継続事業可能

規模要件
有効集熱面積100m²以上（中小企業者20m²以上）

省エネ率
10%以上

補助金名
1,地域新エネルギー等導入促進対策費補助金
2,新エネルギー等事業者対策費補助金

補助金額
総額　約73億円

データ提出義務
・集熱量　・日射量　・停止時間